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茅の輪くぐり/京都でおすすめの神社7選と時期をご紹介

茅の輪(ちのわ)くぐり」という行事があるのをご存じでしょうか?

神社で毎年6月30日に執り行われる行事で、「夏越の祓え(なごしのはらえ)」とも呼ばれています。

昔のこの時期は疫病が流行り、多くの人が苦しみました。

そこで蒸し暑い季節を無事に乗り切れるように・・・との願いを込めた行事として始まったのです。

12月31日の除夜の鐘と同じように半年間の罪穢れ(つみけがれ)を祓う意味もあります。

その時にくぐるのが「茅の輪(ちのわ」と呼ばれるもので、茅萱(ちがや)という植物を輪っかの形に編んだものを使います。

今回は京都の茅の輪くぐりでおすすめの場所や茅の輪くぐりはいつからいつまでやっているのか・・・についてご紹介します。

京都の茅の輪くぐりでおすすめの神社は、次の7社です。

  • 八坂神社
  • 貴船神社
  • 上賀茂神社
  • 北野天満宮
  • 藤森神社
  • 車折神社
  • 城南宮

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茅の輪くぐり京都おすすめ神社①八坂神社


ひとつ目のおすすめの神社は八坂神社です。

八坂神社がおすすめの理由

八坂神社は、もともとは「祇園社」と呼ばれていた神社で、7月には祇園祭が行われます。

祇園祭と言えば「疫病退散」「無病息災」を祈願して始まったもので、そこでの茅の輪くぐりはぜひ参拝したいですね。

八坂神社の茅の輪くぐりの時期

6月下旬から茅の輪が設置されます。
無料でくぐれますので、ぜひ参拝してみてください。


くぐり方の説明もありますよ

八坂神社の夏越の大祓式

夏越の大祓式は6月30日 15時から

八坂神社では祇園祭の締めくくりとして7月31日にも夏越祭が行われます。

八坂神社のアクセス・地図

住所:京都府京都市東山区祇園町北側625
電話番号:075-561-6155
公式サイト:八坂神社
アクセス
京阪電車「祇園四条」駅から徒歩約5分
阪急電鉄「京都河原町」駅から徒歩約8分
JR京都駅から市バス100・206番「祇園」下車すぐ
なお駐車場はありません。
近隣の有料駐車場をご利用ください。

地図

茅の輪くぐり京都おすすめ神社②貴船神社


2つ目のおすすめの神社は貴船神社です。

貴船神社がおすすめの理由

貴船神社は水の神を祀る神社です。


水は人、動物、植物が生きるのに欠かせない大切なもので、全国2000社を超える水神の総本宮です。
歴史は創建以来1300年と言われるほど古い歴史があり、パワースポットとしても有名です。

貴船神社の茅の輪くぐりの時期

茅の輪くぐりは6月25日から6月30日まで可能です

貴船神社の夏越の大祓式

夏越の大祓式は6月30日 15時から
お祓い料:1名200円

貴船神社のアクセス・地図

住所:京都市左京区鞍馬貴船町180
電話番号:075-741-2016
公式サイト 貴船神社

アクセス

叡山電車「貴船口駅」で下車、そこから京都バスに乗り換え「貴船」下車
叡山電車の貴船口駅から徒歩で行く場合は約30分(2km)です
車の場合は京都駅から約40分(約18Km)
駐車場:本宮に10台 2時間/800円
奥宮に15台
駐車場の台数が少ないので、公共交通機関の利用をおすすめします。

地図

茅の輪くぐり京都おすすめ神社③上賀茂神社


3つ目のおすすめの神社は上賀茂神社です。

上賀茂神社がおすすめの理由

京都でも有数の歴史ある神社で、葵祭でも有名です。

祭神は賀茂別雷大神(かもわけいかづちおおかみ)で、その名の通り雷除けや厄除けなどのご利益があります。

もちろん開運・必勝などもご神徳としてあげられています。

上賀茂神社の茅の輪くぐりの時期

6月10日から茅の輪が設置されています。

上賀茂神社の夏越の大祓式


6月30日 20時から(橘殿にて)
本殿では朝10時から夏越神事が行われています。
事前に人形(ひとがた)に氏名、年齢などを記入し、身体をなでてから奉納しておくと、大祓式で神官が川に流して清めてくれます。

その様子は、「風そよぐ ならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏のしるしなりける」と百人一首にも詠まれています。

「ならの小川」は境内を流れる「御手洗川」のことで、「みそぎ」はまさに夏越の大祓を指しています。
夏越の大祓が古くから行われていたことがわかりますね。

人形は1体100円です。
郵送での受付けも行っているので、奉納するといいでしょう。

上賀茂神社のアクセス・地図

住所:京都府京都市北区上賀茂本山339番地
電話番号:075-781-0011
公式サイト:上賀茂神社

アクセス

JR京都駅から京都市バス 4系統 上賀茂神社行き⇒上賀茂神社前下車すぐ
JR京都駅から京都市バス 9系統 西賀茂車庫行き⇒上賀茂御薗橋下車で徒歩5分
地下鉄北大路駅から 京都市バス37系統 西賀茂車庫行き⇒上賀茂御薗橋で下車徒歩5分
地下鉄 北大路駅から 京都市バス北3系統 京都産大行き⇒御薗口町で下車 徒歩3分
車の場合はJR京都駅から約30分
駐車場は通常の季節は30分/100円
繁忙日は1回1000円
(繁忙日の詳しい日時は神社にお問い合わせください)

地図

茅の輪くぐり京都おすすめ神社④北野天満宮


4つ目のおすすめの神社は北野天満宮です。

北野天満宮がおすすめの理由

北野天満宮は学問の神様と言われる菅原道真をお祀りする神社で、学問、芸能、武芸などのご利益があると言われています。

北野天満宮の茅の輪くぐりの時期

6月25日から茅の輪が設置されます。

25日は菅原道真にゆかりのある日で、毎月25日は「天神(てんじん)さんの日」として縁日が開かれます。

特に6月25日は道真の生まれた日であり、御誕辰祭(ごたんしんさい)が行われます。

この日は「夏越(なごし)天神」とも呼ばれて、疫病退散、無病息災を祈願します。


御誕辰祭の茅の輪は楼門に設置されていますが、直径が5メートルほどもあり、京都でももっとも大きいと評判です。

神社では8㎝ほどの小型の「茅の輪」が授与されるので、お守りとして持つのもおすすめです。

なお、本殿前の茅の輪は6月1日から設置され、くぐることができます。

北野天満宮の夏越の大祓式

6月30日 16時から
神職と一緒に茅の輪をくぐって、罪や穢れを祓います。

北野天満宮のアクセス・地図

住所:京都府京都市上京区馬喰町
電話番号:075-461-0005
公式サイト:北野天満宮

アクセス

JR京都駅から京都市バス 50系統⇒北野天満宮前で下車すぐ
阪急西院駅から京都市バス 203系統 北野天満宮前で下車すぐ
車の場合は名神高速道路南インター又は東インターより約30分
駐車場もありますが、毎月25日は縁日があるため駐車場の利用不可です。
公共交通機関の利用をおすすめします。

地図

茅の輪くぐり京都おすすめ神社⑤藤森神社


5つ目のおすすめの神社は藤森神社です。

藤森神社がおすすめの理由

藤森神社は創建以来1800年という歴史ある神社で、「菖蒲の節句」発祥と言われていることから「勝負」「勝運」のご利益があると評判です。

6月初旬から6月いっぱいまで紫陽花苑が開苑されます

(時期は開花状況によって異なります。)
入苑料は500円です。
茅の輪くぐりに参拝した際には、紫陽花を見て癒やされるのもおすすめです。

藤森神社の茅の輪くぐりの時期

6月26日に茅の輪が設置されます。

藤森神社の夏越の大祓式

6月30日に茅の輪神事が行われます。

藤森神社のアクセス・地図

住所:京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
電話番号:075-641-1045
公式サイト:藤森神社

アクセス

京阪電車 墨染駅で下車 徒歩7分
JR藤森駅で下車 徒歩5分
市バスで藤森神社前下車

地図

茅の輪くぐり京都おすすめ神社⑥車折(くるまざき)神社


6つ目のおすすめの神社は車折(くるまざき)神社です。

車折神社がおすすめの理由

清原頼業(きよはらよりなり)を祭神として祀っています。

清原頼業は平安時代の儒学者で、学問に優れていました。

また、非常に多才な人物だったと言われています。

「約束を違えないこと」のご利益もあることから、商売や契約、金運、恋愛や結婚の約束事などにもご利益があると評判です。


境内にある「芸能神社」には多くの芸能人や芸術家が玉垣を奉納しています。

車折神社の茅の輪くぐりの時期

茅の輪は6月1日から設置されています。
人形(ひとがた)の申し込みも6月1日から6月30日(午後4時まで)受け付けています。
社務所で人形を購入(1枚200円)し、氏名、年齢、性別を記入。
息を3回吹きかけて奉納すると、大祓式の時にお焚き上(たきあげ)げをしてくれます。

車折神社の夏越の大祓式

6月30日
事前に奉納した人形(ひとがた)のお焚き上げ(たきあげ)もあります。
人形のお焚き上げは1枚200円です。

車折神社のアクセス・地図

住所:京都府京都市右京区嵯峨朝日町23
電話番号:075-861-0039
公式サイト:車折神社

アクセス

JR京都駅からJR山陰線(嵯峨野線)で嵯峨嵐山駅まで行き乗換→ 京福電車・嵐電嵯峨駅(四条大宮行) から車折神社駅で下車JR京都駅から京都バス(71番、73番、 74番)で車折神社前駅下車
車の場合はJR京都駅から約30分
駐車場はありますが、参拝目的以外の車はレッカー移動されます。
また、午後4時30分には閉鎖されるため、公共交通機関の利用がおすすめです。

地図

茅の輪くぐり京都おすすめ神社⑦城南宮


ひとつ目のおすすめの神社は城南宮(じょうなんぐう)です。

城南宮がおすすめの理由

城南宮はその昔、平安遷都の際に京都を守るために建立されました。

「平安京」の南を守るという意味があります。

方違え(かたたがえ)と行って厄除けのために方角を変える際に、皇族方が利用されたとも言われているパワーある神社です。

車の茅の輪くぐりができる珍しい神社でもあります。

城南宮の茅の輪くぐりの時期

6月24日から30日まで茅の輪が設置されます。
また、この期間は「人形(ひとがた)」を流してもらえます。
茅の輪をくぐる時は
「とはのもり 夏越(なごし)の祓(はらえ) する人は 千歳(ちとせ)の命 延ぶ(のぶ)といふなり」
という和歌を唱えながらくぐるといいと言われています。

城南宮の夏越の大祓式

6月30日 午後3時から

城南宮のアクセス・地図

住所:京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7番地
電話番号:075-623-0846
公式サイト:城南宮

アクセス

京都市営地下鉄 竹田駅下車 徒歩で約15分
または竹田駅から市バス「城南宮東口」で下車 徒歩3分
車の場合は、京都南ICの第2出口からが便利です。
無料駐車場があり、平日は160台、行事がある日は200台が可能
ただし、花の季節(しだれ梅など)は早くから駐車場が満車になり、周辺道路が渋滞することがあります。

地図


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京都の茅の輪くぐりはいつまで?

京都だけでなく全国各地で茅の輪くぐりが行われていますが、その時期は多くが6月30日までです。

というのも、「大みそか」が12月31日で一年の最後に厄落としや大祓をするのと同じで、6月30日に半年間の厄や穢れを祓うという意味があるからです。

茅の輪の設置は神社によって異なる

「夏越の大祓」という神社の神事としては6月30日に執り行われることが多いですが、茅の輪の設置はもう少し早くから始まっています。早いところでは6月1日から・・・というところもあります。

有名な神社はもちろんですが、近くの神社でも茅の輪を設置しているところがあればくぐってみるといいでしょう。

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茅の輪くぐりと水無月


茅の輪くぐりは6月末に各神社で大祓の神事が行われます。

数日前から茅の輪が設置されるところが多いので、早めに参拝に行くのもいい方法です。

京都ではこの夏越の大祓の時期に「水無月(みなづき)」というお菓子を食べることが多いです。

旧暦の6月1日は「氷の節句」と呼ばれていましたが、昔の夏に氷を作ることは至難の業です。

そこで、白いういろうを氷に見立てて、その上に魔除けの意味を込めた小豆(まめ=魔滅)」を載せて食べたのが始まりとされています。

今では氷も和菓子も年中手に入りますが、京都ではこういった季節行事や縁起ものはとても大切に継承しています。
蒸し暑い梅雨の時期、少しでも涼しくなるように茅の輪くぐりをした後に水無月を食べてみてはいかがでしょうか?

まとめ

茅の輪くぐりは半年間の罪や穢れ、厄などを祓うという意味で神社に茅の輪を設置して行う行事です。

神社では6月30日に「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」の神事を行いますが、数日前から茅の輪を設置しています。

くぐり方も茅の輪の前に説明板を置いているところがあるので、見ながらくぐってみましょう。
半年間の厄を落として、1年の後半を元気に乗り切れるようにしたいですね。

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