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西国三十三所の効率的な回り方!初心者でも安心の順番やおすすめルートを解説

この記事では、西国三十三所の効率的な回り方やおすすめの順番など初心者の方でも安心して回れるように詳しく解説しています。

「西国三十三所巡礼」は日本最古の巡礼と言われています。

関西地方を中心とした観音霊場を回るものですが、初めての方は次のような不安をお持ちではないですか?

不安

  • どの順番で回るといいのかな?
  • 初心者でも最後まで回れるかな?
  • 忙しいので、なるべく効率よく回りたいな


そこで、この記事では初心者の方でもスムーズに西国三十三所巡礼を回るためのおすすめコースや準備するもの、回る時の注意点などをご説明しています。

この記事でわかること

  • 西国三十三所の回り方に特に順序やルールはない
  • どこから回ってもいいが、多くの寺院がある京都からスタートすると効率が良い
  • 移動は車、公共交通機関、ツアーの利用などがあるが、どれもメリット・デメリットがある
  • 西国三十三所めぐりは特に期限がないので、自分のペースで回るのがおすすめ
  • 御朱印帳(または納経帳)、小銭、納め札を忘れずに!

ぜひ参考にしてくださいね。

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西国三十三所めぐり初心者でも安心の効率的なルート紹介

基本的に西国三十三所巡礼はどこから回っても構いません

初心者の方におすすめの効率的なルートをご紹介します。

京都から巡る王道ルート

西国三十三所巡礼を初めて挑戦するなら、スタート地点は「京都」がおすすめです。

京都は西国三十三所の中でも密集してお寺がある地域で、アクセスも便利。

たとえば「六角堂(頂法寺)」や「清水寺」など、観光名所にもなっている有名なお寺が多く、観光気分も味わいながら巡ることができます。

rokuhara

上の写真は西国三十三所の17番札の六波羅蜜寺です。

京都市内だけで数か所のお寺を一気に回れるので達成感もあり、最初のモチベーションアップにもぴったりです

京都市内を数回に分けて回るのもアリ

京都は宿泊も便利です。

京都市内をいくつかのエリアに分けて、宿泊して回るのもいいでしょう。

まずは京都から始めて、徐々に周辺地域へと足を伸ばしていくと、無理なく楽しく巡礼を続けられます。

車で一気に回る時におすすめの順番

時間を有効に使いたいなら、レンタカーを借りて車で回るスタイルもおすすめです。

車なら移動時間を短縮できるので、1日に3~5ヶ所巡ることも可能です。

おすすめの順番は、「奈良→和歌山→大阪→兵庫→京都」というルート。

たとえば、奈良の「長谷寺」や「岡寺」からスタートし、和歌山の「粉河寺」「紀三井寺」へ。

その後、大阪の「葛井寺」、兵庫の「中山寺」、そして京都へ戻る流れです。

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事前に道路や駐車場情報の確認を!

効率的に巡るためには、高速道路を使う区間も計画に入れておきましょう。

ただし、山間部では道が狭かったり、駐車場が少ないお寺もあるので、事前に駐車場情報を調べておくと安心です

日帰り&一泊二日で回れるモデルプラン

忙しい人向けに、日帰りや一泊二日で回れるモデルプランもご紹介します!

日帰りプラン

日帰りプランなら、「京都市内のお寺だけを巡る」という設定がベスト

朝早くに出発して、六角堂、清水寺、今熊野観音寺、革堂行願寺などを巡ると、4~5ヶ所回ることが可能です。

一泊ニ日プラン

【一泊二日プラン】なら、京都市内を回ったあと、大阪の葛井寺や兵庫の中山寺へ足を伸ばすのもおすすめです。

ホテルは京都駅近くに泊まれば、次の日もすぐ移動できて効率的です

旅のスケジュールは余裕を持って組み、参拝時間や食事休憩も楽しめるようにしましょう。

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シーズン別!春・夏・秋・冬の最適プラン

季節によって巡礼の楽しみ方も変わってきます。

季節ごとの楽しみ方

  • 春:桜が咲く清水寺や長谷寺が特に美しく、巡礼+花見が楽しめます。
  • 夏:比較的涼しい高原地帯のお寺を中心に回ると快適です。青岸渡寺は那智の滝の近くで涼しいですよ。
  • 秋:紅葉シーズンで、特に三室戸寺や石山寺の紅葉は圧巻。
  • 冬:雪化粧したお寺は神秘的で特別な雰囲気を味わえます。


季節ごとのおすすめスポットをリストアップしておけば、何度巡っても新しい発見があるはずです。

こちらは那智の滝です

nachinotaki


雄大な滝は迫力があり、夏でも涼しいですよ。

那智の滝(那智大社)のすぐ近くには、西国三十三所の1番札所である青岸渡寺(せいがんとじ)があります。

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上の画像は那智大社と青岸渡寺の桜です。

どの季節に行っても楽しめますよ。

西国三十三所巡礼の持ち物と服装

西国三十三所巡礼では服装の決まりはありません

四国のお遍路(四国の八十八ヶ所)では「同行二人」と書かれた菅笠(すげがさ)や金剛杖(こんごうづえ)、輪袈裟(わげさ)を持つスタイルをよく見かけます。

しかし、西国三十三所巡礼ではそこまで厳密なルールはありません。

歩きやすい靴や動きやすい服装で大丈夫です。

歩くのに不安がある方は、金剛杖を使ってもいいでしょう

西国三十三所巡礼に必要な持ち物

(画像引用元:楽天市場


次のものを忘れないように持って行きましょう。

  • 御朱印帳(または納経帳)
  • 小銭(お賽銭や御朱印代)
  • 納札(おさめふだ)(事前にネットで購入しておくとスムーズに参拝できます)
  • 数珠(特に宗派は問いません。なくても構いません)
  • お線香とローソク(寺院で売っていますが、持参してもOK)
  • スマホ(地図アプリを見るため)
  • 折りたたみ傘
  • 日傘または帽子(夏の場合)
  • ハンカチまたはウエットティッシュ
  • 飲み物


    これらをリュックに入れておくと、動きやすいです。

納め札とは

(画像引用元:楽天市場

納め札とは、上の画像のものです。

自分の名前や住所、祈願する内容などを書いて、寺院に納めます

札所で買うこともできますが、ネットでも販売しています

(画像引用元:楽天市場

事前に準備しておくと、参拝時にスムーズですよ。

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三十三所めぐりの基本ルール


初心者が巡礼を始めるときに知っておきたい基本ルールは、とてもシンプルです。

まず、お寺を訪れたら本堂で手を合わせ、自分の願いごとや感謝の気持ちを伝えましょう

その後、納経所で御朱印をいただきます。

御朱印はスタンプラリーではなく、参拝の証であり、心を込めて受け取るものです。

また、境内では大きな声で話したり、飲食をしたりするのは控えましょう。

写真撮影も禁止エリアがあるので、事前に確認することが大切です。

こうしたマナーを守ることで、より心豊かな巡礼体験ができるようになります。

西国三十三所巡礼にかかる時間と費用

西国三十三所を全て回るには、どれくらいの時間が必要なのでしょうか?

移動手段や費用についてご説明します。

全体を回るのに必要な期間の目安

三十三所を回るのに必要な時間(日数)は、巡礼のスタイルによって大きく変わります

たとえば、休みをまとめて取って一気に回る場合は、だいたい10日~2週間くらいが目安になります。

ただし、現実的には、ほとんどの人が休日や連休を使って少しずつ進めていくスタイルです。

この場合、1年~数年かけて回るのが一般的です

無理なく自分のペースで

こういった巡礼は、「いつまでに回らなければいけない」といったルールがありません。

無理なく、自分のペースで進められるのが西国巡礼の良いところです。

まずは「今年は近畿圏のお寺を10ヶ所くらい回ろう!」というように、目標を小さく設定すると続けやすいですよ。

移動手段はどうする?電車・車・ツアー比較

移動手段をどうするかも巡礼の計画で大事なポイントです。

電車とバスを使う公共交通機関派は、時間を気にせずにのんびり旅を楽しみたい人におすすめです。

一方で、車移動なら自分のペースで好きな順番にお寺を回れるので、時間を有効に使いたい人にぴったりです。

ツアーの利用もおすすめ

最近では、西国三十三所を回る専用のバスツアーも人気です。

ガイド付きでスムーズに移動できるため、初心者や一人旅の人にも安心感があります

各移動手段にはメリット・デメリットがあるので、自分の旅のスタイルに合わせて選びましょう。

それぞれの移動手段をまとめてみました。

(表は横にスクロールできます)

移動手段メリットデメリット
電車・バス運転の心配なし、景色を楽しめる乗り換えの時間や交通機関の待ち時間があり、効率がよくない
自由度が高く、効率的に回れる・渋滞や駐車場探しが大変なことも
・運転手は疲れる
ツアー計画不要、楽に多く回れる・自由度が少ない
・日程が決まっている

宿泊費や食事代はどれくらい?

巡礼にかかる費用は、宿泊場所や食事の内容によっても変わってきます。

たとえば、ビジネスホテルに泊まれば一泊5,000~8,000円程度、温泉旅館に泊まれば10,000円以上かかることもあります

(昨今のインバウンドの影響で、場所によっては宿泊代金が高い場合があります)

食事は、地元グルメを楽しむなら一食1,000~2,000円程度を見込んでおきましょう。

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宿坊を利用するのもおすすめ

また、お寺の近くには宿坊(お寺に泊まる宿泊施設)がある場合もあり、特別な体験ができるのでおすすめです。

宿坊の場合は、一泊二食付きで7,000~12,000円程度が相場です。

費用を抑えたいなら、早めの予約やキャンペーンを利用するのもポイントです!

御朱印の費用とマナー

西国三十三所では、各お寺で御朱印をいただくことができます。

御朱印の費用は、基本的に300円~500円程度です。

33ヶ所すべてを集めると、トータルでおよそ10,000円~15,000円ほどかかる計算になります。

御朱印のルール

御朱印は「記念スタンプ」ではなく、「お寺に参拝した証」として受け取るものですので、必ずお参りをしてからいただきましょう

また、御朱印帳を忘れた場合でも、専用の納経帳を購入して始めることができます。

マナーを守って、感謝の気持ちを忘れずにいただきましょう。

三十三所めぐりは自分に合った巡礼スタイルを見つけよう

西国三十三所巡礼には、「ゆったり楽しむ派」と「一気に制覇する派」の2つのスタイルがあります。

どちらが正解ということはなく、自分に合ったペースで進めるのが一番です。

ゆったり温泉や風景を楽しみながら回るスタイル

ゆったり派は、1日数ヶ所ずつ回りながら観光やご当地グルメも楽しむスタイルです。

季節ごとの景色や各地の温泉を満喫できるメリットがあります

一気に制覇するスタイル

一気に制覇派は、まとまった休みを使って短期間で全てを回るチャレンジ型です。

達成感や充実感は大きいですが、体力や移動手段の計画が重要です。

どちらも魅力があるので、自分のライフスタイルや目的に合わせて選びましょう

失敗しないための注意点

巡礼中によくある失敗は、寺院の受け付け時間が終了してしまうというものです。

道路の渋滞や移動時間を読み間違えて閉門時間に間に合わなかったということがあるので、気をつけましょう。

出発前にお寺の開門・閉門時間をしっかり確認し、1日の訪問先を無理なく設定することが大切です。

また、天気予報をチェックして、急な雷雨や暴風などは避けることが大切です。

無理をせず、天候や体調を見ながら楽しんでくださいね。

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次は四国八十八ヶ所へ~ステップアップのすすめ

西国三十三所を巡り終えたら、次なるチャレンジとして「四国八十八ヶ所巡礼」もおすすめです。

こちらは全長約1,400kmにも及び、より本格的な巡礼旅になります

西国三十三所を通して巡礼の楽しさや達成感を知った人なら、きっと四国巡礼にもワクワクできるはずです。

もちろん、八十八ヶ所をすべて歩く「お遍路スタイル」に挑戦しなくても、バスツアーや区切り打ち(数回に分けて巡る方法)でもOK。

巡礼の旅は、あなたの人生をより豊かにしてくれる素晴らしい体験になりますよ。

西国三十三所の効率的な回り方のまとめ


この記事では、初心者の方がが西国三十三所巡礼をする際のおすすめのコースや持ち物、注意点などをご紹介しました。

西国三十三所巡礼は初心者でも気軽に始められる、日本ならではの素晴らしい旅です。

効率よく巡るコツは、スタート地点を工夫したり、移動手段を上手に選んだりすること

そして、自分に合ったペースで、無理なく続けることが大切です。

御朱印帳を持って旅をすると、目に見える思い出も増え、心に残る巡礼体験ができます。

春夏秋冬、それぞれの季節ならではの美しさを感じながら、心をリフレッシュし、願いを込めた旅をぜひ楽しんでください。

小さな一歩から始める巡礼の旅が、きっとあなたに素敵な気づきやご縁を運んでくれるでしょう。

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