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【建仁寺】天井の双龍図や雲龍図(襖絵)は必見!写真撮影もOK、見どころ所要時間も解説

京都市・祇園の近くにある「建仁寺(けんにんじ)」でぜひ見ていただきたいのが、風神雷神図と天井に描かれた双龍図、襖絵の雲龍図です。

どれも有名ですが、108畳もの天井いっぱいに描かれた「双龍図(そうりゅうず)は圧巻です。

また、ふすまに描かれた2匹の龍の「雲龍図(うんりゅうず)」も必見!

この記事では建仁寺の天井画「双龍図」や襖絵「雲龍図」をはじめ、建仁寺の見どころや拝観所要時間、アクセスなどをご紹介しています。

ぜひ、建仁寺拝観の参考にしてくださいね。

なお、建仁寺の風神雷神図については、こちらの記事で詳しくご説明しています。
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建仁寺の風神雷神図はレプリカ!本物はどこ?お土産グッズもご紹介

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建仁寺にある2つの龍の絵

建仁寺には、次の2つの龍の絵があります。

  1. 法堂(はっとう)の天井に描かれた「双龍図(そうりゅうず)」
  2. 方丈(ほうじょう)のふすまに描かれた「雲龍図(うんりゅうず)」

では、それぞれを詳しくご紹介していきます。

建仁寺の天井にある「双龍図」

建仁寺 双龍図まず、法堂(はっとう)の天井に描かれた「双龍図(そうりゅうず)」からご紹介します。

建仁寺の天井の龍の作者は?

建仁寺の天井の双龍図は、小泉淳作画伯によって描かれました。

比較的新しい作品で、2002(平成14)年に建仁寺の創建800年記念として小泉淳作画伯によって完成しました。

製作に約2年かかったというだけあって、108畳分の広い天井いっぱいに描かれた龍は迫力があります。

2匹の龍のうち、1つは口を開けていて、もう1つは口を閉じています。

建仁寺 双龍図

この様子を「阿吽(あうん)」と言います。

口を開けている方(阿の形の方)の龍は手に玉をしっかり握っていますよ。

建仁寺の双龍図は写真撮影OK!

建仁寺の双龍図は写真撮影はOKです。

さまざまな角度から撮影してみるといいですね。

天井いっぱいに描かれているので、上を見上げて見てくださいね。

建仁寺 双龍図

ただし法堂内で三脚を立てての撮影は禁止されているので、ご注意ください。

建仁寺の双龍図の公開期間は?

建仁寺の双龍図は、いつでも公開しています。

建仁寺

例外として、毎年4月19日~20日と6月4日~5日は行事があるため、拝観できません。
また、臨時の行事や法要が行われる場合も拝観はできません。

事前に建仁寺のホームページでご確認くださいね。

建仁寺の襖絵の「雲龍図」

建仁寺 雲龍図
「雲龍図(うんりゅうず)」は方丈(ほうじょう)のふすまに描かれています。

建仁寺の襖絵の雲龍図の作者は?

建仁寺の襖絵「雲龍図」の作者は、海北友松(かいほうゆうしょう)という安土桃山時代から江戸時代初期の絵師です。

友松は雲龍図の他にも、建仁寺にある多くの襖絵を手がけています。

8枚のふすまに2匹の龍が描かれていますが、こちらはレプリカです。

建仁寺 雲龍図

本物は室戸台風の際に方丈が倒壊したため、襖絵を大きな掛け軸に改装して、現在は京都国立博物館に所蔵されています。

現在、建仁寺にある襖絵は京都文化協会とキャノン株式会社が高精細デジタルにて複製したものです。

雲龍図ふすま絵の場所

雲龍図は建仁寺内の「方丈」にあります。

ぐるっと拝観していくと、この部屋の前に来ますのでぜひ見ていってくださいね。

雲龍図は写真撮影OK

雲龍図は写真撮影OKになっています。

ただし、三脚を立てての撮影は禁止です。
襖絵は方丈の廊下側から見るので、他の参拝客が多い時に長時間場所を取っての撮影も控えた方がいいですね。

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建仁寺の見どころ

建仁寺には、見どころがたくさんあります。
建仁寺の境内を地図で見てみましょう。

主な見どころを赤く囲っています。

建仁寺境内図

 

参拝の参考にしてくださいね。

風神雷神図屏風

建仁寺 風神雷神図屏風

受け付けを済ませてまず入るのが「本坊」です。
ここに風神雷神図屏風があります。

こちらの記事でもご紹介しているように、この風神雷神図屏風はレプリカで、本物は京都国立博物館に所蔵されていて、めったに公開されません。

襖絵「雲龍図」

襖絵「雲龍図」は「方丈」にあります。

雲龍図は絵師・海北友松の作ですが、友松の襖絵は他にも方丈内にたくさんあるので、ゆっくり見てまわってくださいね。

海北友松襖絵

こちらも海北友松の作です。

庭園

建仁寺の見どころのひとつに「庭園」があります。
方丈庭園の「大雄苑」や「○△□乃庭」などが有名です。

○△□乃庭

こちらは「○△□乃庭」で、読み方は「まるさんかくしかくのにわ」とそのまま読みます。

建仁寺 ○△□乃庭

○△□乃庭は、禅の教え(思想)である「地水火風」を□(地)、○(水)、△(火)で表したものなのだとか。

ゆっくり眺めてみるといいですね。

○△□の掛け軸もありますよ。

建仁寺 ○△□

大雄苑(だいおうえん)

方丈にある庭園「大雄苑(だいおうえん)」も、とても美しい庭園です。

建仁寺 大雄苑

いつまでも眺めていたくなりますね。

法堂の双龍図

天井ひっぱいに広がる「双龍図」は、「法堂(はっとう)」にあります。
法堂までは方丈からスリッパを履いて、渡り廊下を歩いて行きます。

別途、拝観料はいりません。
自由に参拝してくださいね。

金澤翔子さんの書

建仁寺 金澤翔子

ダウン症の書家・金澤翔子さんの作品「風神雷神」も展示されていました。

建仁寺の拝観所要時間

拝観に要する時間は、30分~40分くらいです。

ただし、座禅の体験や写経をする場合は、別に予約が必要です。

座禅の場合は法話もあります。それなりに時間がかかります。

写経も1時間くらいは必要です。

詳しいことは、事前に建仁寺で問い合わせや予約をしてください。

建仁寺へのアクセス

建仁寺は祇園・花見小路のすぐ近くで、周囲には八坂神社や清水寺、高台寺など観光名所がたくさんあります。

住所:京都市東山区大和大路通四条下る小松町
電話番号:075-561-6363

地図

建仁寺への行き方

JR京都駅から京都市バス 206系統または100系統で
「東山安井」のバス停を下車 徒歩約5分
「南座前」バス停下車 徒歩約7分
「祇園」「清水道」バス停下車 徒歩約10分

京阪電車 「祇園四条駅」下車 徒歩約7分
阪急電車 「河原町駅」下車 徒歩約10分

周辺に観光地も多いので、事前にどこを見てまわるか予定を立てておくのがおすすめです。

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まとめ

建仁寺には方丈にある「雲龍図」の襖絵と法堂にある「双龍図」という龍の天井画、2つの龍の絵があります。

襖絵の「雲龍図」は、本物は掛け軸になって京都国立博物館に所蔵されていますが、この襖絵は精巧に再現されたもので、とても見応えがあります。

また、天井画の双龍図は2008年に作成されたもので、阿吽(あうん)の2匹の龍が描かれています。

どちらも迫力があるので、ぜひ行ってみてくださいね。

また、どちらも写真撮影が可能です。

庭園など見どころも多い建仁寺ですが、拝観の所要時間は30分~1時間もあれば回れます。

周辺には観光名所が多いので、どこをまわるか予定を立てて行かれるといいでしょう。

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