神奈川県大会で168校の頂点に立ち、夏の甲子園出場を決めた東海大相模高校。
監督を務める原俊介さんは、どんな方なのでしょうか?
東海大相模、原・・・と聞けば、元巨人軍監督の原辰徳さんを思い浮かべる人が多いかも知れませんが、親戚なのでしょうか?
この記事では、東海大相模高校野球部監督の原俊介さんの経歴やプロフィールについて、詳しく調べました。
この記事でわかること
- 原俊介さんは神奈川県出身
- 東海大相模高校から東海大学に進学
- 読売ジャイアンツからドラフト1位指名を受けてプロ野球へ
- 読売ジャイアンツの原辰徳監督とは親戚ではない
- 2021年から東海大相模高校野球部の監督を就任
- 情熱と冷静さを持ち、しつこい練習をするのがモットー
では、詳しく見ていきましょう。
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東海大相模高校野球部監督・原俊介さんのプロフィール
- 氏名:原俊介(はら しゅんすけ)
- 出身地: 神奈川県秦野市
- 出身高校: 東海大相模高校
- 出身大学: 東海大学
- 身長・体重:180cm、88kg
- 経歴:読売ジャイアンツ(捕手・外野手など)を経て、2016年東海大静岡翔洋高校の野球部監督に就任
2021年、東海大相模高校野球部監督に就任しています。
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東海大相模高校野球部監督の原俊介さんは原辰徳さんと親戚?
原辰徳さんも原俊介さんも神奈川県出身で同姓ですが、親戚関係ではありません。
原俊介って神奈川生まれで東海大相模出身で元巨人ドラ1で今は東海大相模の監督だけど
あの原一族とは血縁は無いんだよな…— えびなべ (@ebi_nabe) July 30, 2024
原辰徳さんの経歴
ちなみに原辰徳さんの経歴をご紹介しておきますね。
原辰徳さんは生まれは福岡県大牟田市です。
父親の原貢さんが東海大相模高校野球部監督に就任するのに伴って、神奈川県厚木市に引越し、厚木市内の小学校に通いました。
東海大相模高校に入学して、野球部で活躍します。
その後、東海大学に進んで、1981年に読売ジャイアンツに入団しました。
なお、同じ東海大相模高校から東海大学に進学、その後読売ジャイアンツに入団した菅野智之(すがの ともゆき)さんは原辰徳さんの妹の子どもで、甥に当たります。
原俊介監督のプロ選手時代
原俊介監督は1995年度のドラフト会議で、読売ジャイアンツから1位指名されて入団しています。
ちなみにこの時の巨人軍監督が原辰徳さんでした。
読売ジャイアンツ時代の原俊介さんは、捕手、外野手、一塁手などを転々として、なかなか守備位置が一定しませんでした。
それぞれの守備にベテランが起用されることが多く、正捕手には阿部慎之助さんが配置されるなどで原俊介さんは二軍暮らしを余儀なくされました。
読売ジャイアンツでは通算68試合に出場、打率.267(85打数19安打)、3本塁打、10打点の成績を残しています。
そして、2006年に戦力外通告を受けた後に退団しました。
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プロ野球出身の監督として注目
引退後に早稲田大学の人間科学部健康福祉科学科(通信制課程)で学び、2016年静岡翔洋高校の野球部監督に就任しました。
プロ野球出身の監督として注目を集めました。
その後、東海大相模高校野球部を通算13回出場に導いた門馬敬治(もんま けいじ)監督の後を受けて、2021年に同校の監督に就任します。
なかなか勝てない時も
2021年に東海大相模高校野球部の監督に就任したものの、当初はなかなか勝てませんでした。
2022年夏の神奈川県大会では決勝で横浜高校に敗れ、悔しい思いをしています。
横浜高校の胴上げから目を離さず、涙をこらえていた原監督。
思わずシャッターを切りました。2年後、優勝を果たした原監督の姿をみて、グッと来るものがありました。#高校野球#神奈川大会#高校野球神奈川大会 pic.twitter.com/nZQ3X1WHZk
— 原晟也 (@hara_seisei) July 24, 2024
2024年、同校としては5年ぶりの夏の甲子園出場を決めました。
原俊介監督にとって春夏通じて初の甲子園出場となります。
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原俊介監督の指導方針は?
プロ選手時代は一軍に上がれる機会がなく、苦労をしてきた原俊介さん。
東海大相模高校の監督を打診された時、「選手の人間性の育成を頼む」と託されたそうです。
【夏・高校野球♢神奈川県決勝♢横浜対東海大相模♢横浜S】甲子園切符を手にした東海大相模の原俊介監督は、95年ドラ1で巨人に入団した元プロ野球選手。1軍の出場機会になかなか恵まれなかった苦労人でした。名門野球部の監督就任を打診された際、野球技術よりも選手の人間性の育成を託されたそうです pic.twitter.com/RIx7HYkwrd
— MOMENT powered by Nikkan gendai (@MOMENTbygendai) July 24, 2024
トレーナーになりたいと思った時期も
原俊介さんは、一時期はトレーナーになりたいと考えていたのだとか。
そのため、プロ野球の現役時代に、オフを利用してアメリカ・フロリダ州にあるIMGアカデミーに通っていたことがあります。
IMGアカデミーはスポーツトレーニングの学校と施設で、テニスの錦織圭選手も在籍していました。
ここで身体の使い方や身体の作り方などを基礎から学んだと言います。
そういった背景があるからなのか、投手の球速だけにこだわることはしないそうです。
コーナーを突く球を投げたり、打者の心理と駆け引きをしたり・・・といった心の持ち方が大切だと考えています。
これは捕手経験がある原監督ならではの考え方だと言えますね。
情熱と冷静さ、しつこさが強みの原俊介監
原俊介監督が東海大相模高校の現役時代に東海大学在籍中で同高校のコーチを努めていたのが、現部長の和泉氏です。
和泉部長が言うには、「原監督の強みは情熱的であると同時に冷静であること」だそうです。
そして、「まだやるの?」というほどしつこいこと!
情熱や熱さだけでは勝てないということをよく理解している原監督らしい指導方針ですね。
東海大相模、神奈川大会優勝おめでとうございますÅÅ
圧巻のアグレッシブベースボールでした!この大会、藤田琉生&福田拓翔の“左右の両輪”が注目されましたが、自分の中でのMVPは原俊介監督かなと。
特に“修正力“の部分が格段に成長したと思います。… pic.twitter.com/kfrMuvPdfw— 森山 大輔 (@moriyamaa_) July 24, 2024
よくやく花開いた原俊介監督。
甲子園でもその手腕が発揮されますことを願っています。
まとめ
この記事では、神奈川県東海大相模高校野球部の原俊介監督の経歴やプロフィールについてご紹介しました。
- 原俊介さんは神奈川県出身
- 東海大相模高校から東海大学に進学
- 読売ジャイアンツからドラフト1位指名を受けてプロ野球へ
- 読売ジャイアンツの原辰徳監督とは親戚ではない
- 2021年から東海大相模高校野球部の監督を就任
- 情熱と冷静さを持ち、しつこい練習をするのがモットー
プロ野球時代は苦労された原俊介さんですが、高校野球の監督として才能を発揮されています。
2024年の夏の甲子園大会が楽しみですね。
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